今回のテーマは『コントラバスの購入時に選ぶときのポイントは?店員さん直伝!』です。
別の記事で私がコントラバスを購入する話をご紹介致しましたが、その際店員さんより頂いたアドバイスを共有させて頂きたいと思います。
見るポイントの一つが加工方法
楽器を見るポイントは挙げれば沢山ありますが、購入する方の目的によって重視するポイントは当然変わってきます。
私の場合は頻繁に楽器を交換するような事や複数所有するといった事は想定しておらず、とにかく「1本を長く使いたい」という希望がありました。
そしてその希望を満たすのに重要である点は、「加工方法」にありました。
「コントラバスの製法なんてどれも同じ」というわけでは無かったのです。
製法には「合板のプレス加工」と「単板の削り出し加工」という2種類が存在し、それぞれ下記の違いがあるようです。
合板のプレス加工は、無理やりプレスして一枚の板に加工されているので、強度が単板と比較して弱く、将来的に歪みが生じやすいようです。
楽器本体に張られている弦や駒の部分には100kg以上の圧力がかかってくる為、凹んだりする事や、最悪のケースですと楽器自体が壊れる事も。
このアドバイスを受け、私は「単板の削り出し加工」の楽器を選択致しました。
合板と比較して高価になりますが、長く使い続ける事で楽器を成長させる楽しみもありますので(^^♪
単板・合板のどちらが良いかは目的によって変わる
しかし、決して合板のプレス加工による楽器がダメな物とは思いません。
大体100,000円を切る価格帯のコントラバスが該当してくるかと思われますが、「安価に楽器の感触を楽しみたい」とか「取り合えずアコースティックの音であれば良い」といったニーズであれば十分に対応できる物かと思います。
合板製である程度楽器を知った上で、本格的に取り組む段階になったら単板製に乗り換える。こんな方法を取ってみるのもありだと思います。
加工方法を知ることは、自分の目的に合った楽器選びの一助にもなるかと思いますので、参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は『コントラバスの購入時に選ぶときのポイントは?店員さん直伝!』というテーマでお送りしてきました。
・合板にも安価であるというメリットがあるので、目的に応じて選択するのもあり。
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