コードトーンをつなぐベースソロ練習:コード進行で着地音を選ぶ方法

練習・レッスン

各コードの3度・5度・7度は分かるのに、コードが切り替わった途端に手が止まる。ベースソロでは、そんな場面がなかなか悩ましいですよね。

ここでは、コードごとに音を探すのではなく、次のコードで鳴らしたい音を先に決める練習をしてみます。いきなり長いラインを作ろうとせず、まずはコードの境目だけに注目してみましょう。

コードトーンそのものや、各音をコードの上で鳴らした時の響きを確認したい場合は、こちらの練習も先に見直しておくと進めやすくなると思います!

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コードトーンを「つなぐ」とは、次のコードの着地音を先に決めること

ここでいう「つなぐ」は、すべての音をなめらかに並べることではありません。コードが変わるタイミングで、次のコードらしく聴こえる音へ向かうことです。

たとえば、今のコードで弾く音を決める前に、次のコードの3度を狙うと決めておきます。その着地音に対して、直前ではどの音を弾けば向かいやすいかを考える。これだけでも、コードが変わるたびに音名を一から探す感じは少し減らせるかと思います。

最初から複雑なフレーズにしなくて大丈夫です。コードチェンジの瞬間に「次はここへ着地する」と分かっている状態を作ることが、この練習の中心になります。

最初は各コードの3度だけを狙って、進む方向を耳で確かめる

まずは進行の各コードで、着地音を3度だけに絞ってみます。3度は、そのコードの明るさや暗さを感じ取りやすい音の一つです。対象を一つにすると、次の場所へ進むことに集中しやすくなります。

伴奏やコードを鳴らしながら、コードが切り替わるたびに次の3度へ着地してみてください。途中の音は少なくて構いません。まずは着地した時に、コードの切り替わりが耳で追えるかを確かめます。

もし3度の場所がすぐに出てこない場合は、音をつなぐ前に、各コード上で一つのコードトーンを鳴らして響きを確認する練習へ戻ってみても良いかと思います。着地音が曖昧なまま音数だけ増やすより、短いまとまりで確認した方が整理しやすいはずです。

前の音から近いコードトーンへ進む練習をする

次の3度へ着地する感覚が少しつかめてきたら、着地する直前の音を選んでみます。この時は、前の音から近い位置にある次のコードトーンを探すと取り組みやすいです。

大きく跳ぶと悪いわけではありません。ただ、まずは移動の幅を小さくしておくと、「どこへ向かっているのか」を耳と指の両方で追いやすくなります。

コードが変わる直前に弾いた音と、次のコードで着地した3度を聴き比べてみてください。近い音へ進んだ時と、あえて離れた音へ進んだ時では、つながり方の印象が変わりますでしょうか?

迷ったら、次のコードの3度を弾くだけに戻って大丈夫です。つながらなくなった原因を、音数や速さでごまかさずに確認できるのも、この練習の良いところだと思います。

着地音の手前に1〜2音を足して短いフレーズにする

着地音が決まったら、その手前に1〜2音だけ足してみます。大事なのは、足した音を主役にしすぎず、最後に狙ったコードトーンへ落ち着けることです。

たとえば、次のコードの3度に着地すると決めたら、その直前に近い音を一つ置く。それだけで、長い音を並べる練習から、少し短いラインらしい動きへ進めます。

ここで音をたくさん入れる必要はありません。着地音が聴こえなくなったと感じたら、手前の音を一つ減らしてみても良いかと思います。短くても、コードの変化に沿っている感覚を持てる方が大切です!

3度・5度・7度を入れ替えながら、同じ進行で繰り返す

3度だけでつなげるようになってきたら、今度は5度や7度も着地音の候補に入れてみます。同じ進行でも、どの音へ着地するかでラインの印象は変わってきます。

一度に全部を使おうとせず、「今回は3度だけ」「次は5度も選んでみる」というように分けると混乱しにくいです。速く弾けるテンポよりも、コードが変わる場所と着地音を聴けるテンポから始める方が良さそうです。

近い音へ進む練習は、あくまで出発点です。慣れてきたら、あえて少し離れたコードトーンへ進んだ時の響きも比べてみてください。同じ進行で繰り返すうちに、「次はこの音へ行きたい」と思える場所が少しずつ増えてくるのではないでしょうか。

コードトーンを覚えた後は、音を増やす前に、まず次の着地音を一つ決める。この小さな準備から試してみると、コードチェンジの場面で止まりにくくなるきっかけになるかと思います。

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