今回のテーマは『マンションでもコントラバスは弾けるのか?騒音対策について』です。
楽器演奏における問題「騒音」
楽器を自宅で演奏する上で避けては通れない道…それは騒音対策です。
特にアコースティック楽器を演奏する際に問題となってきますよね。
郊外在住なので、近隣に気を使わなくても大丈夫。
防音室を完備しているので、思う存分音を出せる。
そんな楽器弾きにとって恵まれた環境の方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながら全員が当てはまるわけではありません。
些細な事からトラブルに発展する事もありますので、十分気を付けたいところです(;´・ω・)
私はマンション住まいですが、規約上楽器の演奏は禁止されておりませんし、建物も防音・防振構造です。
演奏も常識範囲内の時間帯で、音量も意識すればさほど問題にはならないと思いましたが、やはり気になっておりました。
ましてやコントラバスという未知の領域となりますと、なおさら不安です。
周囲に同じ環境の人がいなかった為に話も聞けず、レッスンで先生からも「スタジオとかカラオケボックスのような場所で練習するしかない」と言われてしまっていたので、家での練習が出来ないのであればと所有する事を諦めておりました。
しかし、今は自宅で問題無く練習出来ております。
もちろん事前に上下階の方へご挨拶に伺う等の基本的なマナーを踏まえての事ですが、弾き始めてから現在まで、クレーム等も受けたことは一度たりともありません。
様々な消音・防音対策を駆使してみる
具体的にどのような対策をしているの?
実は消音効果があるものを、可能な限り使用するという非常にシンプルな手法です。
F字孔ウレタンブロック
これは楽器を購入した際、店員さんがサービスとして付けてくれたものです。
ネットでも販売しているのを見たことがありませんので、恐らくハンドメイドなのかと思われます。穴を塞ぐという単純ながら、消音効果はしっかり感じる事が出来ます。
エンドピンストッパー
こちらも店員さんが付属品の一つとして付けてくれました。
エンドピンに取り付けてあるゴムの跡が床につく事以外にも、振動も抑えてくれる効果があります。
良く見ると下部にスポンジが張り付いておりますね。
これも音対策として、店員さん考案によるものです。
ウルトラミュート
コントラバスの消音器としては代表格なのではないかと。
駒の部分に簡単に取り付けられて、効果もかなり感じる事が出来ます。
これも音を心配していた私に、店員さんがプレゼントしてくれました。
本当に良い方から楽器を購入出来たなとつくづく感じます。別途購入すると3,000円~4,000円位します。
防音マット
ホームセンター等でもよく見かけるかと思います。
楽器用としての特別な仕様では無く、ごく普通のマットです。
これらを組み合わせると相乗効果なのでしょうか、かなり音を小さくする事が出来ます。
本来は消音等をせず、楽器の音を最大限に引き出す演奏を常日頃から心がけるべきなのでしょうが、私のような環境下だと、なかなか難しい話になってきます。
しかし消音対策を施した楽器であっても、自宅という気軽にいつでも弾き続けられるメリットは非常に大きいかと個人的には思います。
住宅環境で悩まれている方、是非参考になさって頂ければ嬉しく思います
まとめ
今回は『マンションでもコントラバスは弾けるのか?騒音対策について』というテーマでお送りしてきました。
・専用の防音・消音器をそのまま使用するだけでなく、身近な物もプラスアルファすると効果的。
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