今回のテーマは『ベーシストもピアノを弾いてみる事について!役立つ事が沢山!』です。
私のメイン楽器はベースなので、他楽器でセッションに参加した事はありません。
家での練習においてピアノを鳴らす事はありますが、ジャズをしっかりと弾きこなすというレベルのものではありません。
しかしピアノに触れる事で、ベーシストとして得られる事も結構あると気付いた点がありますので、ベースとピアノの関連についてお話させて頂こうかと思います。
ベースが上手い人はピアノも弾ける?
セッションに参加していると、マルチプレイヤーの方を結構見かける事があります。
特にホストの方はピアノ、ベース、ドラムとリズムセクションを一通り演奏出来る方が多いという印象。
これはジャズを始める前から感じていた事でもあり、あくまで私個人の感覚ですが「上手いベーシストだなぁ…」と思う方は高確率でピアノが弾ける方でした。
私も練習の中でピアノを取り入れていますが、実はこのピアノが弾けるというスキルはベースの演奏力向上と結構関係があるのかなと感じております。
ピアノが弾けると得られるメリット
私は完全に独学ですし流暢にピアノを弾くことは出来ません。
弾けると言っても簡単なメロディを奏でたり、コードを押さえたり出来る程度ですが、それでも弾いてて良かったと思える事が大きく2点ありました。
和音の響きを覚えられる
普段の練習内容にソルフェージュを取り入れているのですが、練習時には必ずピアノに向かって弾いて歌うようにしています。
この練習によってルート音だけではなく、3度や5度や7度と上に重なる音も意識出来るようになりました。
ベースは単音楽器ですので、単体での練習はどうしてもコード感を養う事が難しいです。
それを補助する目的でピアノを用いる事はとても有用かと思います。
理論の実践がしやすい
特にスケールを練習している時に実感しました。
1音1音構成音を弾く事はベースでも可能ですし、練習でも普通にスケール練習はやりますよね。
しかしスケール構成音を同時に弾くことはありません。物理的にも無理です…。
なのでコンディミだとかハーニモックマイナーだとか色々なスケール理論を勉強する際は、やはりピアノの方が実践しやすいと思います。
コード同様にスケールもハーモニーの視点で捉えるように意識するとスケールの雰囲気を感じ取れるので、ソロの演奏に役立ちます。
本格的に弾こうとしなくてOK
以上のようにピアノを弾いてみる事に関して、私が個人的に感じたメリットを書かせて頂きましたが、実践している事自体は決して難しく無いと思います。
あくまでベース練習の一環として取り組んでいますので興味があれば別ですが、わざわざピアノの教本を買ったりするような力の入れ方は不要ですので、まずは軽い気持ちでピアノ演奏を取り入れてみたら如何でしょうか?
副産物として簡単なピアノ弾き語りが出来るようにもなりますよ(^^♪
まとめ
今回は『ベーシストもピアノを弾いてみる事について!役立つ事が沢山!』というテーマでお送りしてきました。
・理論を実践する際にも、単音楽器に比べてピアノの方が表現しやすい。
・ベースに限らず、他の単音楽器のプレイヤーにもピアノを取り入れた練習は有用である。
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