今回のテーマは『楽器の練習。壁にぶつかった時はどうしている?』です。
具体的な奏法等の話では無いのですが、音楽を継続していく中で切り離せない部分でもあるかと思いましたので、ご紹介させて頂きます。
お付き合いの程、宜しくお願い致しますm(__)m
楽器を始めたばかりの頃は燃えています
楽器の演奏って始めたばかりの頃は難しさもありますが、楽しさの方が勝っていませんでしたか?
初めてづくしで好奇心や向上心で満ち溢れている時期は、基礎的な単調練習でも一つ一つ真面目にこなします。
出来る事が少しづつ確実に増えていく為、成長を実感する事で自信も付いていきますよね。
私もエレキベースを買ってピック弾きで8分のルート弾きが出来た時の感動を、今でも覚えています。
壁にぶつかる時期が来る
しかしそれは楽器の弾き始めの時期だけです。
成功体験が積みやすい時期は大丈夫ですが、一通りの基礎レベルを脱した時期から壁に当たる事が増えてきます。
この時期が一番挫折してしまいがちで、これを乗り越えたとしても定期的に壁が立ちはだかります。
私も自分で望んだとは言え、修行とも言い換えられるくらい厳しいレッスンを続けてきました。
上達の為と食らい付いていったのですが、「9指摘されて1褒められる」を繰り返していたので、時には大きく落ち込むことも。
自分なりの乗り越え方
そんな時は自分なりに2つの方法で乗り切りました。
①毎日の練習時間を少し短くする。
一日30分の苦手な事に対する練習時間が10分になれば、少しは気持ちが楽になりませんか?
気持ちが楽になれば、取り組む意欲も保てますよね。
5分になってしまっても構わないので、やる気が保てる時間の長さを見つけてみるのが一つの方法だと思います。
また、継続する事は「スランプに陥っているが、自分は毎日練習している。大丈夫だ。」というメンタリティを構築するのにとても重要です。
この「毎日練習している」という事実は、普段の練習だけではなくセッションの場においても自信という形で現れ、プレッシャーから自分を守ってくれます。
②いつか出来るようになると、割り切る。
そんな風に考えられれば苦労しない!と思われますよね(^-^;
私も真剣に音楽と向き合っているので、壁に当たった時は徹底的に落ち込みます。
しかし音楽スキルをドラゴンボールの戦闘力のように数値化する事は出来ませんし、ふとした瞬間に出来るようになっている事が多いというのを経験上分かってきたので、先生の厳しい指摘を受けても「練習はしているし、いつかは出来るようになるからいいや。」と前向きに受け止め、時には流せるようになりました。
そもそも一朝一夕で出来るようになると考える事自体が、間違っているのですけど(^-^;
モチベーションを保ち、音楽と向き合う気持ちを作る
一番恐れたのは「一切やりたくない」と言う心理状態に陥る事。
日々の練習を習慣化して継続してきた結果を途絶えさせる事は、非常に大きなマイナス。
モチベーションが保てれば音楽と向き合う事が出来ます。
「上手な演奏が出来るようになりたい」と技術面に意識が向かいがちですが、自分に合ったメンタルのコントロールを少し知っておくだけで、長く続けられるコツも得られるかと思います。
皆さんもそれぞれに方法はお持ちかと思いますが、一つの参考として頂ければ嬉しく思います。
まとめ
・時間を短くしてでも「毎日練習を続けている」という事実を作っていく事は、大きな自信になる。
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