ジャズスタンダード研究会2 『Autumn Leaves』

セッション

今回のテーマは『ジャズスタンダード研究会2『Autumn Leaves』』です。

ピアニストの友人とベーシストの私によるセッション初心者同士の二人が、あれこれ試しながら音を出してみるという軽い感じのセッション体験記です。

感じた事や気づきを共有させて頂きたいと思いますので、お付き合いの程宜しくお願い致しますm(__)m

課題曲

Autumn Leaves

曲は1945年にハンガリー出身のJoseph Kosmaによって作曲され、元々はシャンソンの代表曲。

原語はフランス語ですが、様々な国の言葉で歌詞が与えられて今では立派なジャズスタンダード曲でもあります。

一度英語版のシャンソンをレコードで聴いたことがありますが、歌曲としても哀愁のある良い曲です。

ジャズではCannonball Addeleyのアルバム「Somthin’ Else」に収録されているテイクが有名どころではないでしょうか?

とにかく色々なジャズミュージシャンに演奏されている曲なので、それ故に名盤も沢山存在しますが、個人的にはChet BakerやBill Evansあたりが好きです。

聴いてみると同じ曲なのに、それぞれの雰囲気の違いに驚きます(^^♪

選曲理由

これもC Jam Blues同様にジャズスタンダードとしても有名だからです。

セッションの初心者向けワークショップにも取り上げられることが多い曲なので、まずは押さえておきべきというという理由で選曲です。

メンバー編成

Bass:koba
Piano:はりー(学生時代からの友人)

アナライズ

曲構成はAABC形式の32小節です。

キーは調号からB♭メジャーと判断出来ますが、並行調であるGマイナーの可能性もありますので、最後のコードも確認しておきます。

最後は「Gm」で終わっていますので曲のキーはGマイナーとして捉えれば良いと思いますが、始めの4小節のキーはB♭メジャーです。曲中でB♭メジャーとGマイナーが交互に転調するような流れになっています。

曲の殆どを「Cm7-F7」のメジャーツーファイブ進行、「Am7♭5-D7」のマイナーツーファイブ進行で占めています。

セッション実践

テンポは100~120で、いつも通りアプリで鳴らしたドラムに合わせて弾いていきます。

テーマでの2ビートベースラインは、ルートと5度の構成を基本として弾きますが、4ビートを比較してリズムを変化させる事で表現を付けやすい部分でもあります。

2分音符だけのシンプルすぎる演奏にならないよう、リズムによる動きも意識して演奏。

4ビートはコードトーンを中心としたアプローチをメインにしつつも、せっかく分かりやすくご用意頂いているツーファイブ進行を使わない手はありません。

意識して使わないとフレーズを忘れてしまいますし、実践の場でも引き出せなかったりします。

また5小節目に出てくる「Am7♭5」のコードではキモとなる音が減5度の「E♭」となります。

ちょっとオイシイ響きになりますので積極的に使っていきます。

27〜28小節目に出てくる「Gm-G♭7-Fm7-E7」は少し複雑な進行になっておりますが、元々は「Gm7-C7-Fm7-B♭7」という進行です。

コードトーンの構成から「C7」「G♭7」、「B♭7」「E7」は兄弟や親戚のような近い存在なので、こんな具合に入れ替える事が出来るんですね!

いわゆる裏コードを使用した形になるのですが、こうする事で半音ずつ綺麗に進行させる事が出来ます。

ソロにおいても同様にツーファイブ進行を意識して演奏します。

曲全体の調性はGマイナーですが、B♭メジャーにも部分転調をしますので、ツーファイブフレーズもメジャー用、マイナー用の両方をストックしておきます。

練習してきたメジャーとマイナーのフレーズを、1曲の中で色々試せる。
そういう視点でもAutumn Leavesはアウトプットに適した良い曲だと思います。

ちなみに曲の構成が初心者でも弾きやすいシンプルな形な故に、ちゃんと進行を意識していないとロストします…。「あっ、4小節飛ばしてた…」みたいな失敗を良くしていましたので(^-^;

まとめ

今回は『ジャズスタンダード研究会2『Autumn Leaves』』というテーマでお送りしてきました。

・「AABC形式」「ツーファイブ進行」など、初心者にとってジャズの基本的なアプローチを試すのに適した曲。
・シンプルな構成が故に、様々な引き出しを持っていないと単調なソロになりがち。

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