ジャズスタンダード研究会13『Satin Doll』

セッション

今回のテーマは『ジャズスタンダード研究会13『Satin Doll』』です。

ピアニストの友人とベーシストの私によるセッション初心者同士の二人が、あれこれ試しながら音を出してみるというの軽い感じのセッション体験記です。

感じた事や気づきを共有させて頂きたいと思いますので、お付き合いの程宜しくお願い致しますm(__)m

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課題曲

Satin Doll

Duke EllingtonとBilly Strayhornによって作曲。

1953年に書かれたこの曲は、エリントン楽団によって録音された後、Johnny Mercerによって作詞もされております。

色々魅力的な音源はあるのですが、まずはDuke Ellingtonによるものをオススメ致します!

選曲理由

やはりスタンダードとして認知されている曲ですし、どの初心者向けセッションに行っても演奏される事が多いのが選曲理由として挙げられます。

私はレッスンの課題曲としても練習した経験がありましたので、そのアウトプットとしての位置付けもありました。

編成形式

Bass(koba)とPianoによるデュオ

アナライズ

曲構成は「AABA」形式の32小節ですね。キーは調号からCメジャーと判断出来ます。

しかし頻出するツーファイブ進行から、所々で転調している事も確認出来ます。

「Dm7-G7」→keyC
「Em7-A7」→keyD
「Gm7-C7」→keyF
「Am7-D7」→keyG

セッション実践

スローからミディアムテンポで演奏される事が多いので、100~120あたりに設定しました。

アナライズからも分かった通り、ツーファイブ進行のオンパレードです。

覚えたツーファイブフレーズを練習するのにも良い曲ですよね(^^♪

最初の2小節「Dm7-G7」はkeyがCなので、Cメジャースケールの音から選択して弾くか、ツーファイブフレーズを当てはめるかの2択でソロを演奏。

その後に出てくる「Em7-A7」「Gm7-C7」「Am7-D7」も同様の対応をしてみました。

サビとなる最初の4小節は全てFメジャースケールで思いっきり攻めても良いと思いましたが、「Am7-D7」に関しては下記の2つの解釈が出来ました。

  1. Amをエオリアンと考えて、曲のkeyでもあるCとする。
  2. 「Am-D7」の進行から、keyをGとする。

このように考えられる解釈は、出来るだけ実践してみるように心掛けました。

まとめ

今回は『ジャズスタンダード研究会13『Satin Doll』』というテーマでお送りしてきました。

・曲の冒頭からツーファイブの連続なので、ツーファイブフレーズの練習になる。
・keyの解釈は一つでは無いので、色々と可能性を考えて実践してみる事が大切。

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