ジャズスタンダード研究会14『When You Wish upon a Star』

セッション

今回のテーマは『ジャズスタンダード研究会14『When You Wish upon a Star』』です。

ピアニストの友人とベーシストの私によるセッション初心者同士の二人が、あれこれ試しながら音を出してみるというの軽い感じのセッション体験記です。

感じた事や気づきを共有させて頂きたいと思いますので、お付き合いの程宜しくお願い致しますm(__)m

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課題曲

When You Wish upon a Star

ネッド・ワシントンが作詞、リー・ハーラインが作曲し、1940年に発表されます。ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として、あまりにも有名な曲ですね。

私はビル・エヴァンスによる演奏が非常に好きで、何度も聴いております。ジャズに詳しく無い方でも、その綺麗な演奏を楽しめるかと思います!

選曲理由

スタンダードとして認知されている曲で、バラード曲の入門としても非常に演奏しやすい事から選曲しました。

ディズニー映画で使用されている曲は、誰でも聴いた事のある曲でもありますので、ウケも良いですね(^^♪

編成形式

Bass(koba)とPianoによるデュオ

アナライズ

曲構成は「AABA’」形式の32小節ですね。キーは調号からCメジャーと判断出来ます。

その為「Dm7-G7」のツーファイブ進行が頻出していますね。

「Am7-D7」でkeyがGメジャーに、「Dm7♭5-G7」でkeyがCマイナーに転調している部分もありますが、一貫してCメジャーとしてソロを構築しても違和感は無いと思います。

セッション実践

バラード曲ですからスローテンポで演奏ですね。

「Dm7-G7」のツーファイブ進行が多いので、覚えたツーファイブフレーズを当てはめるアプローチが使えます。

それ以外の部分については、今回はコードトーンを中心にソロを構築してみました。

音使いとしてはシンプルになりますが、モチーフを展開していく事で単調になりすぎないよう工夫して演奏する事が出来たかと思います。

その他としては同じ音を使いすぎる事が無いようにしたり、オクターブを変化させたりと言う点にも気を付けました。

使用する音を絞る事で、どのように変化させていくかを考えていく必要がありますので、良い勉強になりました。

スローテンポなので、一音一音の重要性が際立ってくる感じもしましたね。

まとめ

今回は『ジャズスタンダード研究会14『When You Wish upon a Star』』というテーマでお送りしてきました。
・認知度が高く、楽しんで演奏する事が出来る点でバラード曲の入門として適している。
・モチーフ展開を中心に、同じ音を連続して使用しない等を心掛ける事で、コードトーンを中心としたソロでも単調になりすぎないように工夫出来る。

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