今回のテーマは『アドリブ練習に最適!超便利な伴奏アプリ【iReal Pro】』です。
今でも楽器の練習と言えば教本によるものが主流ですが、ここ最近はスマホアプリにも便利な学習ツールが数多く登場しております。
その中でも特にジャズプレイヤーの間で使用されているアプリをご紹介したいと思います。
何処でも手軽に使用する事が出来ますので、参考にしてみて下さい。
アプリ情報
アプリ名:iReal Pro
リリース:App Store&Google Play
iPhoneでもAndroidでも両方対応しています。もともとは「iReal b」というタイトルでした。
どんな内容?
簡単に言うとメロディーが無い伴奏アプリです。
ピアノ・ベース・ドラムの音をバックで鳴らして、それに合わせて演奏するカラオケのようなものです。
そんな伴奏なんて今はYouTubeでも沢山上がっているから、わざわざ買う必要なんてある?
確かに超有名なスタンダード曲であればYouTubeでも見つけられると思いますが、弾きたい曲の伴奏が動画で無かったりする事もあります。
また始めはYouTubeで満足していても次第にテンポを変えてみたり、ベースの音だけ消してみたいという欲求も出てくるかもしれません。
そんな時に大いに活躍してくれるのがiReal Proです。
ジャンルも「Pop」とか「Latin」とか色々あり、購入してしまえば色々とダウンロード可能です。
中でも突出しているのが「Jazz」で、ジャズスタンダード曲が1300曲以上以収録されており、しかもアプリのアップデートで曲数が増える事もあります。
また自分でコード進行を変えたり、一から譜面を作成する事も出来てしまいます。
例えば私の場合、ツーファイブワンのフレーズ練習用にと下記のような譜面を作成し、それに合わせて練習をしています。
テンポの調整やコーラス数の指定は勿論の事、ミキサー機能も付いているのでピアノ、ドラム、ベースの音量をそれぞれ好きなように調整可能です。
私はコントラバスの音量をゼロにして、個人練習に役立てています(^^♪
これだけでも相当便利な事がお分かりになられたかと思いますが、更に移調機能もあってキーも簡単に変更可能。
ジャズではキーを変えて演奏する事もありますので移調する訓練も必要になってきますが、セッションの場で急遽キーの変更があっても、私のような初心者はひたすら焦るだけになってしまいます(^-^;
そんな時でもスマホを取り出し、アプリを立ち上げて移調機能を使えば簡単に譜面を準備する事も出来てしまいます。譜面を忘れたとしても、スマホがあれば対応出来てしまいますね。
アプリとしては値段が高めですが、一人でのアドリブ練習用としてだけでは無く、セッションという実践的な場においても活躍しますし、課金する事で初期から使用可能なジャズのリズムパターン以外も追加する事が出来ます。
感想
とにかく便利だという印象です。
ダウンロード後は、感覚的な操作で使いこなせる点が非常に良いです。
既にジャズプレイヤーの間では超有名アプリな為、操作関連を始めとして少し高度な使い方も動画で解説されている点も、使い勝手を良くしている気がします。
簡単な作曲ツールとしても良いアプリかと思いますので、ジャズをやらない方でもかなり使えますよ!
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